boostセットアップメモ
はじめに
boostをセットアップする際に少しつまずいてしまったのでメモ。
手順
まずは普通にboostをインストール。
インストールしたいフォルダに移動して、git clone
cd C:/boost git clone https://github.com/boostorg/boost.git
$(BOOST_ROOT)/tools/buildに bootstrap.bat があるので、それを実行。
>bootstrap.bat Bootstrapping the build engine 'MySQL' は、内部コマンドまたは外部コマンド、 操作可能なプログラムまたはバッチ ファイルとして認識されていません。 'MySQL' は、内部コマンドまたは外部コマンド、 操作可能なプログラムまたはバッチ ファイルとして認識されていません。
あれ?エラー。
MySQLとか関係あるのか?
よくわからないけど、とりあえず「Visual Studio コマンド プロンプト」を使って実行している記事(以下)を見たのでそれでやってみる。
技術メモ/Boostセットアップ – otoco
Bootstrapping the build engine Bootstrapping is done. To build, run: .\b2 --prefix=DIR install
できた。。。よくわかりませんな。
詳しい方いたら教えて頂きたいです。
次に、先ほどつくられた b2.exeを使ってインストールをします。
> b2.exe install -j4 --prefix=(インストールしたいディレクトリ)
ここで、-j4は並列数です。マルチコアCPUの場合は並列数を指定してやったほうがいいと思います。
これが終わったら、(インストールしたいディレクトリ)/bin にパスを通しておきます。
次に、boost自体のビルド
$(BOOST_ROOT) フォルダに移動し、
> b2 toolset=msvc threading=multi variant=debug,release link=static runtime-link=static address-model=64 --stagedir=stage/x64 -j8 > b2 toolset=msvc threading=multi variant=debug,release link=shared runtime-link=shared address-model=64 --stagedir=stage/x64 -j8
今回は64bitコードをインストール。
32bitコードを使いたい場合は単に64のとこを32にかえればいいと思います。
これでほぼ完了。
実際にboostを使うときは、
インクルードフォルダに $(BOOST_ROOT) フォルダ
ライブラリフォルダに 64 ビットなら $(BOOST_ROOT)\stage\x64\lib
を追加してやればよさげ。
わからないこと多すぎて時間かかってしまいました。